美術館巡り・その1 なんとか無事に氷点下のスウェーデンで野宿せずに済み、 やっと入れたホテルで、予測通り機内食だったトナカイサンドを 夜食にし、旅行中どこへ行くかを相談.... そう、前回も今回も 私たちは旅行前に綿密な計画などまったくたてず、お互いに 行きたい場所の最低限の予習だけしておいて現地で決定。 これがKちゃんと私のいつもの旅行動パターン...... いやもう本当男らしいね、私たち! ※ちなみに写真は初日のご飯。ていうかプリングルスって... そんな男子二人が必ずおさえておきたいのが美術館とギャラリー。 前回、フィンランドではキアズマ現代美術館で苦笑&爆笑の連続、 デンマークではルイジアナ美術館で静寂と北欧の夕暮れに言葉を失い.... と どちらも現地で体感してこその、得難い経験ができただけに 今回のスウェーデンでもきっと何か.....!! というわけで、あれこれ予習。 するとストックホルムには国立の美術館も多いようだけど、なんだか怪しい インディペンデント臭のするギャラリーもなんだか多そう... これは要チェック。 だがしかし。インディペンデントなくせに?時期的にクリスマスホリデーと バッチリ重なり、残念ながらほぼどこも閉鎖中......... というわけで、そんな時期でも開館してた国立の現代美術館と近代美術館、 そしてSリンドベリで知られるスウェーデンの大手陶器メーカー、 Gustavsberg(グスタフスベリ)が運営している陶器博物館へ訪れる事に決定。もちろん郵便部長の活動拠点・郵便博物館での部活も当然必須です。何せ博物館が無料になったり交通機関が 乗り放題になるストックホルムカードが使えるし! このカード、安くないだけに使えば使うほどお得。 そしてさらに旅の相棒・K世界遺産部長の調査により『森の 墓場』に行く事も決定。そんなこんなで地図を片手にどこから攻めるか検討。 この作業、地図がなかなか理解できないのでメンドくさいが、時に楽しかったり! そんなわけで今回二人が訪れた美術館を、これまた男らしくサクッとご紹介。 まずは自由行動日初日に訪れたグスタフスベリ陶器博物館。 地下鉄を乗り継いでSLUSSEN(スルッセン)駅へ。 ここから地下鉄の路線が枝分かれしていたり、船に乗ったり、バスに乗ったり..... つまりがまた出たスウェーデン・マジック! わかりずらさアゲイン。正直もういいぞ。 しかし博物館まで行くバスを探したところ。お陰様でまたもや最後の最後まで迷いに迷い なかなかその目指すバスに乗れず再び死亡した二人.......でもちゃんとここでもまた 前回の北欧旅行と同じく、お子様連れの若い素敵なママが助けてくれました。 二人で最後にお礼を言ったら、なぜか『Thank you!!』と言ってくれたのが印象的。 いやいやこちらこそThank you so much............ 北欧の人々はやはりとても親切。 そんなこんなで(すでに全然サクッとご紹介してないし)やっと目的のバスに乗って 博物館のある島へ。そう、ストックホルムは小さな島がたくさん集合してできた街。 それが「北欧のヴェネツィア」ともいわれる所以?かしら?? そんなこんなでボルボ製のバスに乗って辿り着いた陶器博物館、 さすがにこのシーズンはほとんど観光客もおらず.... つか私たち以外誰もおらず、 完全貸切状態のご様子。ストックホルムカードをおじさんに見せて、いざ館内へ。 あっちもこっちもリンドベリ!! いや、でもリンドベリの作品は私も大好きです。 繊細でやさしい感じの絵柄と造形がどれをとっても素敵。穴が空くほど鑑賞。 そしてスウェーデンの女性陶器作家といえばこの方、リサ・ラーソンの作品も たくさん展示。この人の作品は一転とってもfunny! 頭の上に鳥のっちゃってるしな... ちなみにこの人の作品は、私には遠い存在の代官山や目黒のオサレ雑貨店などでは 丁重にガラスケースなんかに入れられ、当然けっこうな値が........。 ちなみにこの中のショップでは扱いも値段も、もっともっと親しみやすい感じでした。 他にもノーベル賞の晩餐会で使用された食器類やその原画なんかも展示してあって なかなか楽しかったです。そう、ノーベル君てスウェーデン人なのです。あら常識? その後、陶器博物館の隣にあるアウトレットショップに寄ってあれこれ物色。 セカンドラインが並ぶこのショップ、なのでちょっと絵柄がおかしな事になってるけど でもそこがまた味というか、本当にここに来ないと出会えないというか..... そんなわけでKちゃんがリンドベリ作品を数点購入。割れなくてよかったね! 買い物を楽しんだ後はこれまた陶器博物館の隣にあるカフェへ。 お昼どきも手伝って老若男女で混んでました。内装もよい感じ。 そういえばスウェーデンってカフェの仕組みもよくわからない.... いやそのわかりずらさと違いが旅の楽しみの1つなんですけど こうも続くとさすがに..... いやほんと、なかなかスウェーデンって手強いわ......
by speakeasy2
| 2007-12-14 10:00
| 滞在中
|
|||||||
ファン申請 |
||